ガイドはド透明に仕上げたクリアスレッド(糸)ラッピング(巻き)に
シルバーと蛍光グリーンのWラップを基調としております。
シンプルながらにヘッドハンターズ史上最高の出来と自負するギリギリに地味派手な
近未来的なデザインのロッドで御座います。
黒く透けるグラファイトブランクの上に
まるで光の輪の様に浮かび上がるシルバーと蛍光グリーンのラッピングが
24段(24輪)巻かれております。まるで光線銃から出る光線の様デス。
そんなスペースエイジデザインなのでスペースヘッズと呼んで
私菊地も愛用させて頂いております。
しかし、1本づつハンドメイドされるクラモチロッド社の製品だけに
年間に仕上がる総数はたかが知れております。
是非とも入荷したこのタイミングに
出来ましたら店頭で直接お手に取り
心行くまでクラモチロッド社のハイクォリティ製品と
ヘッドハンターズのマニア性をお楽しみご検討頂ければと思います
『ネオクラッシックの5.10ft』
ネオクラッシックの5フィート10インチのロッドだけネオクラッシックの中で特殊なテーパーデザインとなっておりまして
オーバーハングの奥の奥に“ライナー”でキャストすることに特化したロッドになります。
反発力が強くファーストテーパーで
自分の体から離れた場所でキャスティングが出来る長さ設計の為、
反発力を活かしたまま鋭く強く竿を振る事が可能になり
結果“ライナー”のキャストを容易におこなえるロッドとなっております。
大きく被さった木の下、いわゆる“オーバーハング”の
奥の奥にキャストを決めるとなると
山なりの放物線を描く様なユルユルポットンのキャストでは
葉っぱや枝にルアーがぶつかってしまい奥まで届きません。
速いスピードの直球性の弾道“ライナーキャスト”で
奥の奥までレーザービームの様に放り込まないと出来ないんです。
直球の弾道を作るのには鋭く強い竿の振りが必要となります。
短い竿や柔らかい竿だと鋭く強いスイングをした際に
竿先が自分の体に近かったりロッドが曲がりすぎる為
ルアーがボートっぺりやエレキにぶつかり易くなりがちデス。
マニアックなお話かも知れませんが、
その為にこの5.10ftが開発されたんデス!
その強烈な反発力と絶妙な長さとテーパーデザインによる
イチローばりのレーザービームをお楽しみくださいませ。