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津波ルアーズイベントイレギュラールアーズ『エイジング・ゴールド・トップ』

Aged Gold Top

イベントリミテッドのAged Gold Topです。ベースとなるブランクはSonic Horn MiniとCoKirin、そしてSlapphappy Beaver。

 今回のAged Gold Topは下地の上にホワイト、その上にシルバー、その上にステインのブルーグリーン(Lake Biwa Blueより少し青みがかっています)、その上に真鍮粉のゴールド、その上にステインのイエローを薄く吹き、Sonic Horn Miniの場合はマウス、Slapphappy BeaverとCoKirinの場合はベリーをクリーム色に塗装しています。その後、セルロースラッカーで一旦何度かコーティングし、その上でサンドペーパーをあててエイジングしたら、さらにセルロースラッカーで何度かコーティングしたら2日ほど置いてさらにセルロースラッカーで何度かコーティングし、またもや2日ほど置いてクラックを入れました。冬だからかよく割れてます。写真でみるとちょっとえぐいくらい。

 よく見るとわかるけれど、サンディングした部分にはメタリックなブルーグリーンが覗いているはずで、これが真鍮粉の緑青(青錆)にも見える。もしくはFender的にゴールドの下に別のメタリック塗装が覗くマルチレイヤーのレリックにも見える。Gibson的Gold Topならそういうことはないと思われるから矛盾はありはしますが、レプリカではないので雰囲気さえ良ければそれで良し。

 ちなみにこのうちCoKirinは去年リリースのブランクではなくて旧ブランクなので、オリジナルLリグ仕様で素材はバスウッドです。防水処理はしているとは言え、最近よく使うアユースよりは水を吸うと若干割れやすいのでご了承を。(万が一割れた際には、よく乾かした上でその部分に低粘度の瞬間接着剤を刺すなどして防水を施すことで長くお使いいただけます。)ただし、旧仕様なのにスニップトーンであるということと、ボディの素材自体がアユースより重いので、ウェイトを入れずともある程度喫水が低いこととか、これにはこれのメリットがあります。

 ちなみにエイジングをプラグに施そうというきっかけはセルロースラッカー仕上げにするにあたりどうせならヴィンテージギターみたいにしてみようという思いつきです。エイジング加工はご存知のようにエレキギターにもあって、それを最近はRelic(レリック)加工と言ったりもするのだそう。やれ具合を忠実に再現するアーティストモデルなんかもあります。ヴィンテージの風合いを人工的に表現するという、考えてみればなんだか不思議な世界。

 プラグでこれをやってしまうには賛否両論はあるかと思うし、使うべく作られたルアーはやがてほっておいてもエイジングされるのに、あらかじめエイジングするなんてナンセンスも甚だしいとは思います。新品の状態で塗装が剥がれていたり、クラックが入っていたり、ひどいのは窪んでもいたり・・・。しかしそれも見てくれにこだわるという観点からすれば理解も出来るというもの。例えば塗装のクラックを見て「かっこいい」と思うその気持ちは、もちろん元木にもわからないではなく、だからこそ昔はTsunami Luresもラッカーでコーティングをしていたわけなのです。

 なお、ギターにおいてヴィンテージの味わいでもあり特徴でもあるそのクラック、これって実はウレタンでは起こらず、セルロースラッカー独特の現象です。厳密にはクラックと分けて考える記述もあるのだけれど、これをウェザーチェックと言ったりもすます。つまりは気温や湿度等の変化によって木材と塗装面の伸縮率の違いにより起こるのがこのクラック(=ウェザーチェック)なのです。ルアーの場合も同じで、ウェザーチェックが入るのはラッカーでフィニッシュされたオールドのみです。

 また、エイジドとは言え、実際には例えば木肌が表出している部分はありません。生の木肌が水に浸かると浸水してしまうので、その点はご安心を。

ラッカーフィニッシュについて:

 ご存知の方はご存知のように、Tsunami Luresはかつてプラグのコーティングをラッカーで仕上げていました。不具合や作業性の悪さもあったのだけれど、個人的には扱いやすくもあったし、ギターのコーティングもその昔はそれが主流だったということもあって、ギター好きの元木はその雰囲気や質感を気に入っていたからでした。やれてくると、クラックが入ったり、剥がれたりして、さらに雰囲気は増します。

 ただ、ウレタンよりもコーティングの厚みが乗りにくく、コーティング回数を重ねなければならないと言う点で作業性に劣ります。また、硬度は高くとも柔軟性に欠けるので、その点で強度もウレタンには劣る場合があります。

 どちらが良いと言うわけではなくて、ウレタンコーティングも厚みが乗る分、丈夫で美しくもあるし、一方ラッカーはラッカーでご覧のように一種独特の雰囲気を持っているのです。

 現状は、作業性を含め総合的に考えると、ウレタンをチョイスする人の方が主流で、Tsunami Luresも例外ではありませんが、ラッカーが最もよく似合うと思われるTSBで限定的に復活です。

このルアーは元木自身がペイントし、セルロースラッカーでフィニッシュしています。下記をご了承の上、ご使用下さい。

※夏季の車中などの高温時、熱により塗膜が溶ける場合があります。
※プラスチック容器に入れて保管する場合、容器の材質によっては塗料の含有成分が容器を溶かす場合があります。
※シリコン素材の中空フロッグ(Vickitanシリーズ等)と接する状態で保管すると、塗膜が溶ける場合があります。
※急激な温度変化にさらされると塗膜にクラックが発生する場合があります。

 いずれも元木自身が塗ってエイジングしたのでMMのサイン入り。

津波ルアーズイベントイレギュラールアーズ『エイジング・ゴールド・トップ』 店舗受取OK

価格:

9,350円 (税抜 8,500円) 14,850円 (税抜 13,500円)

ルアー種類:

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Sonic Horn Mini

Size
Body Length : 80mm
Weight : 7/8 oz class
Material : Ayous

Original Surface Rig
Hook : Dos Cactus #0

Price : ¥9,350(with Tax)




CoKirin

Size
Body Length : 112mm
Weight : 1 oz class
Material : Bass Wood

with Eddy Prop (Snip Tone)

Original L Rig
Hook : Dos Cactus #1/0

Price : ¥10,230(with Tax)

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