(カラー説明)
オレンジピンクパープル(通称OPP)
僕はそこまで良い思いをしたわけではないけれど、しのぎを削ったライバル達が優勝したり、ビッグフィッシュ賞をとったりと、その実績から痴虫に定着した色の1つ。
こだわりポイントといえば、ベースの蛍光ピンクに少しパールをかけて、派手さの中に艶めかしさを入れた所。
兎に角、ピンクとオレンジだけでも、ピンクとパープルだけでも無い、3つの色の組み合わせがとてもしっくりきていて気に入っている。
※赤オレンジ系のカラーと似て、朝夕の日が傾いた時間の太陽の色に映える色である。
それ以外の時も、先に書いたベースのピンクのおかげで「普通にも使いやすい、やや強めの色」と言う位置づけになったかと思っている。
あと、実績を見るに大物カラーな気がするけど、それは僕も研究中です。
ラムネギル
「グラスの底に顔があってもいいじゃ無いか。」と言ったのは、かの偉大な芸術家「岡本太郎」ですが、先生の言葉をお借りするならば「鳥のお腹に魚がいてもいいじゃ無いか。」となりそうな、人から見れば鳥なのに魚から見ればお魚の一風変わったカラー。
ボディのベースカラーがラムネ瓶の色なので、お腹に描かれたブルーギルもその影響を受けて青緑系のブルーギルになる。その感じを見てラムネギルという名前が思い浮かんだのでした。
※ラムネ瓶をイメージしたベースカラーは、透けた色の中では濃いめなので少しシルエットも出やすい。
ただ、このなんとも言えない青緑の色はクリアウォーターからステイン系の水まで馴染みが良いので、嫌われる事はなさそう。馴染みつつも存在感の強い攻め寄りのカラー。
どの色を取り上げても、こだわりと使いやすさの両方をうまく持たせることが出来た色になっている気がしますし、それらを組み合わせることで、状況に合わせて強くしたり弱くしたり、見せたり、隠したり。いろんな色のアプローチを試していただくことが出来ると思います。
プラスチックルアーの中では決して安いものではありませんが、もしこのルアーをとっても気に入って下さったなら、少しずつでいいので色数を増やしていただいて、あルアーの色の違いによる魚の反応を学ぶ、そんな色遊びを試していただけると嬉しいです。