今シーズン新しくリリースとなるデル・プラスチコは、スニップトーンというシステムを搭載のマイティアロウジーニョDP新ヴァージョンである。

ご覧のように、従来のマイティ・アロウジーニョDPより一回り大きくなったプロップの軸には、見慣れないギアのような凹凸がある。これらが擦れ合うことで、えも言われぬスペシャルなトーンが生み出される仕組み。スニップトーンと言う通り、取るに足らない仕組みといえばそうなのだけれど、音に執拗なまでにこだわってしまう津波ルアーズならではのシステムなのだ。

この音色はもちろんのこと、これらのパーツによって重量が増し、喫水が深くなったということも一つのポイント。この喫水がなかなか絶妙なんです、実は。

デビューするやトップウォーター界を席巻したWスウィッシャーの革命児、あのマイティアロウは、新しいシステム&サウンドを引っさげ、今年2016年にリボーンするのである。マイティ・アロウジーニョDPスニップトーンと名付けられたそれは、再び世間の耳目を集めるのか否か。