Length：5.0ft
Lure：2ｇ～10ｇ
Line：2lb to 10lb
使用ガイド：PLNSG

〈松本さんクレヴィワンピースのコメント〉
クレビスとは、私が作るトラウトタックルにつけている名前である。
今回は、天龍の塩澤会長からいただいた、ケンコーブランクをFenwickのイメージで仕上げてみた。

ただし、使っているガイドや、そのガイド位置は、塩澤会長に使っていただいているものと同じものにしている。
いわば、Mike's Special Rodである。

あっ、説明がないとわからないですね。
会長用に作るロッドには、すべてMike'sの文字を入れているのです。
会長がアメリカで自社のブランクを販売しようとしたとき、ミヨシという名前（塩澤美好）をアメリカ人は発音できなかった。
だから、マイクと呼んでもらうようになった、と聞きいています。

使っているガイドは、
トップがPLGST＃５．５。
片足ガイド部分が、PKTSG。
両足ガイド部分が、PLNSG。
一番下側のガイドサイズが＃１０とした。

Fenwickさんが、昔から作っているウルトラライトロッドに140や149がある。
数字が印刷されているが、もっと古いものは、きれいとは言えない文字で手書きされていた。

今回、私が作ったロッドも１４９にしようか、とも考えたのであるが、そこまで短くしたくなかった。
だから、１５０と書き、Fenwickを知らない人のほうが多いだろうから、ＵＬを付け加えた。
もちろん、手書きである。

性能には関係ないが、バット部分のクロスラップスレッドも、Brightliver　Model 1155に使ったものより、細いタイプを使用している。
細いものを使用することにより、柔らかなロッドであること。
そして、よりオールドフィーリングを重視していることをあらわしたつもりである。

このロッドを考え始めたころには、ブランクの在庫が多くあったのだ。
いざ、作ろうとしたら、ブランクがほとんど売れてしまっていた。

そのため、非常に限定された数量のロッドになってしまった。