ISUZU.CO.の720,710,700,620,610,600,520,420系に装着可能（お気軽にお問い合わせ下さいませ）、リール側のサムレストに別注製作したスパイク状のイモネジ×2でより従来より高精度、高強度な装着を可能としました。※六角レンチ(1.5mm)は含みませんのでお気をつけて。店頭でのお受取りの場合はお申し付け頂ければその場でお貸し致しますのでおつけくださいませ。

ご存知ない方の為に説明させて頂きます。
まずはサムレストの事。
トップウォータープラッガーの誉である
片手で投げる、所謂
シングルハンドキャスト
で重要なポイントは
キャストする際の
トリガーにかける人差し指
と
リールをブレさせない為の
親指の位置
なのですが、
アブ社だとサムレストが細すぎてかつ高さがありすぎてキャストの際に親指にめり込み痛く、
五十鈴工業製だとやや低く今度は親指を乗せ辛く両者共に親指でのリールのブレの軽減に四苦八苦し続けていた
HeadHuntersクルー。
そこに誕生したのがBrightliver社製の後付出来る高さを補完するカスタムサムレストでした。

こいつの出現によりHeadHuntersクルーのキャスティング技術が1段階進化したのデス。

お店にいらっしゃるお客様にはなるべくお見せしていますのでほとんどの方はご存知かと思います。
例のコンパクトな振りでバットを止めてティップからベリーにかけてモデラートに曲げて
その曲がりが戻る際の反発で投げる、アレ、デス。

楽ちんだし、今まで以上の
キャスティングのアキュラシーに
自身のキャストに陶酔し惚れ惚れする事でキャスティングにすら快感を感じられたんデスネ！

快感の虜になったHeadHuntersクルーは
欲望の趣くままにさらなる快感を求め始めます。

高さをキープしたまま、
この先のゾーンは無いのだろうか？
と。

日々ルアーの形状って
物理の法則で成り立っていて
この形だから
この部分に水がぶつかって
うんちゃらかんちゃら
って考える人生を送っておりましたので
サムレストの形状変化によりもたらされる
キャスティング文化の向上が必ずあると楽しみたかったんデスネ！

親指をじろじろ見ていると
当たり前ですが半円に膨らんでいました。
フラットのサムレストでサミングする際は
その半円は当然ですがクッションの様に潰れて圧えておりました。
うん？では中央にRテーパーを設け
親指のRと凹凸の合体をしたら、、、？
なーんて素人考えを
ブライトリバー社工房長の故チャンボ先輩にむっちゅうになって伝えると
ニヤニヤして創って貰えました！
ヤッターヤッターって大喜びのHeadHuntersクルーを見て
チャンボ先輩も大喜びして貰ってたと勝手に思っています。
使ってみるとやっぱり
高さをキープしたまま
親指の痛みも無く
かつ、左右へのズレも無くなり
こりゃーどえれー物が完成しちゃったかもウホウホと臭い息を吐き散らかし近隣住人に迷惑をかけておりました。
只、Rになると中央が細くなり、
親指との合体ポイントの面積が
フラットのタイプよりも小さくなる事と
潰れた親指が無くなる分低くなる事
も実験によりわかり
どちらも素晴らしい事が判明し、
だったら素晴らしいが1/2になるよりも
2倍になる方が絶対ハッピーだと
お気楽ヘッドがピヨピヨ解答を叩きだし、2機種をリリースする今に繋がります。（長分汗）

リールがデコられて
更に釣力が上がる
金属削り出しの
インダストリアルアートアイテム
がある釣り人生って最高だな
なんて釣りばっかりしていた
ある日、ブライトリバー社が
ミリオンスレッドなる加工の
ハンドルノブをリリースしました。
ノブに細いスジを沢山加工されてて
これまた工業芸術を感じさせ、
そのスジにより滑り止め
までされていたんですね。

見た瞬間思いました。

これサムレストに施したら
さらなるキャスティング文化向上になるかも。。。

刹那ブライトリバー社にお強請り。
見えない努力で
ようやく作り出した作品
をようやく生み出せたばっかり
の先輩に甘えん坊にお強請り。

「まあ、聞くだけ聞いとくわ。」
「聞くだけ聞いといて下さい。子犬のように円な瞳でずーっと待てしときますので！」

何時もこんなやり取りをしています。

そして
「こんなの要るか？」だいぶ月日がたったある日に急なライン。
「うほー勿論要ります！いつ頃完成ですか？」
「もう創ってしまいました」
「最高デス！全部送って下さいませ！」
って事で先日入荷！

ミリオンスレッド加工が加わり
真鍮の柔らかな触感が加わった
Gorilla Thumb Type-R000
さらなる快感を求めるHeadHuntersクルーは
お見逃し無く！

ただしただし最先端が最後尾よりも優れているとは限りません。
温故知新と云う言葉があるように、古いほうが最先端の事もあるのです。
HeadHuntersが重要視していることは、比べる事が出来る事。
比べて両種を競争させる事で、絶え間なく新化出来ると思っております。
新化する事で、より悦に浸ることが出来、楽しさのレベルが上がると思っているのです。
楽しさのレベルが上がると快感のレベルが上がり、それはもう楽しくて、釣れない日すらも楽しくなっちゃうのデス（笑）
釣れない僕らだからこそが編み出したテクノロジーをお見逃し無く！